Layer house

住宅地と田畑が混在する地域に開発された新規分譲地。 ここで計画された本物件は、2世帯住宅である。 平面的に世帯間を区切り子世帯は2階建て、親世帯は平屋建てとし、2世帯が気兼なく生活できるようゾーニングに配慮した。 しかし、上記の計画に希望の駐車台数を確保すると、想像以上に利用できる敷地スペースが限られてしまった。その為、2世帯分の居住空間と大容量の収納を満足する為にスキップフロアーによる複層プランを採用。これにより、全ての要望を満足する事ができた。 これが「複層=Layer(レイヤー)による3次元の空間を上手く利用した…」という意味でネーミングの由来である… 室内は引戸によって間仕切りに可変性を持たせ、シーンに応じて空間の使い分けができる間取りとなっている。また、Studio REIではお馴染であるが、適材適所の収納計画と行止りの無い動線計画がストレスフリーな住宅を実現している。

photo :今西 浩文 氏 [ATELIER ONE]

DATA 施工概要

  • 用途専用
  • 住宅
  • 家族構成
  • 夫婦+子供2人+両親
  • 場所
  • 和歌山県岩出市
  • 敷地面積
  • 303.61㎡
  • 建築面積
  • 140.36㎡
  • 延床面積
  • 190.87㎡
  • 構造
  • 木造軸組工法
  • 階数
  • 2階+ロフト+ボーナスフロアー
  • 竣工年
  • 2016年
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