NAKANIWA

市街地でありながら、長閑な景色も広がる静かな分譲地に建つ住宅。 ネーミングの通り『中庭(NAKANIWA)』を間取りの中心に構成し、室内からは何処に居ても中庭空間を感じる事が出来る。 分譲地という立地性質から隣家、周囲からの視線に特に配慮し、敷地の周囲に面して開口部の大きさや数を調整、更に平面計画をコの字にする事で中庭に面して大開口を確保し、開放性とプライバシー性、相反する2つの性質を両立し想像以上に明るく開放的な空間が得られた。ボリュームの構成にも一役買っており、実際の床面積以上に大きく感じられる外観となった。 ファサードは高さを抑え、スクエアを意識し、シンプルなモノトーン配色に。 バルコニーと中庭の木製スクリーンがアクセントとなり温かさを加えた。 その他、適材適所の収納にも拘り、お施主様も私も大満足の仕上りとなった。

photo :今西 浩文 氏 [ATELIER ONE]

DATA 施工概要

  • 用途専用
  • 住宅
  • 家族構成
  • 夫婦
  • 場所
  • 和歌山県和歌山市
  • 敷地面積
  • 142.15㎡
  • 建築面積
  • 64.17㎡
  • 延床面積
  • 112.19㎡
  • 構造
  • 木造軸組工法
  • 階数
  • 2階
  • 竣工年
  • 2015年
WORKS一覧へ